特別展 磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才

練馬区立美術館に於いて10月2日(日曜)迄開催中でした。
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ある事でこの画家の事を知り、どうしても作品が見たくなりました。
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とは言え、練馬は遠く足が重くてなかなか。。。
そんな中、新宿の金券ショップにて100円になっていたチケを発見。
チケさえ買えば嫌でも行くだろうと、少々後ろめたかったのですが
購入しました。
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それからしばらく経ち、急に池袋に行く用事ができたので
ついでに美術展を見に行く事にしました。
池袋から急行に乗ってしまったため、練馬で各駅に乗換え。
電車は待ってくれていたものの、1本で行けないのは不便です。

西日の厳しい線路際の小道を美術館目指して歩きました。
徒歩4分とありましたが、初めて行く身には遠く感じました。
2階が美術館の入り口でした。
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まず小部屋の展示物から拝見。
なんでこんな面倒な物を描こうと思ったのか!
と呆れるくらい描くのが面倒そうな小物がずら〜り。

この絵は叔母様に向きを間違えられたそうです。
わたしの貼り方は?
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新聞紙なんか描く気にもなれないのに!
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写実派(リアリスム)は、カメラの発達と共に
価値が下がったような、需要が減ったような、
流行りがすたったような風潮だったと思います。

現代に於いても尚、描き続けている芸術家が。。。
映画「マルメロの陽光」で存在を知ったスペインの
アントニオ・ロペス・ガルシアさん。
その彼とも親交があった磯江さん。
2007年で惜しくも53歳という若さで亡くなりました。
わたしは、近年に亡くなった方の作品を鑑賞するという事は
経験がなかったように思います。

画集を買おうと思ったのですが3990円=■●
仕方なくと言うか、違うカタログを購入してしまいました。
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可愛い絵ハガキも買いました。
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磯江さんは志半ばでお亡くなりになりましたが
奥様もお子様もいらっしゃるし、彼の意思が受け継がれて行くと
願ってやみません。
惜しい方をなくしました。
遅ればせながら、ご冥福をお祈り申し上げます。

貧乏なので絵ハガキしか買えない;;
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