特別展 磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才
ある事でこの画家の事を知り、どうしても作品が見たくなりました。
とは言え、練馬は遠く足が重くてなかなか。。。
そんな中、新宿の金券ショップにて100円になっていたチケを発見。
チケさえ買えば嫌でも行くだろうと、少々後ろめたかったのですが
購入しました。
それからしばらく経ち、急に池袋に行く用事ができたので
ついでに美術展を見に行く事にしました。
池袋から急行に乗ってしまったため、練馬で各駅に乗換え。
電車は待ってくれていたものの、1本で行けないのは不便です。
西日の厳しい線路際の小道を美術館目指して歩きました。
徒歩4分とありましたが、初めて行く身には遠く感じました。
2階が美術館の入り口でした。
まず小部屋の展示物から拝見。
なんでこんな面倒な物を描こうと思ったのか!
と呆れるくらい描くのが面倒そうな小物がずら〜り。
この絵は叔母様に向きを間違えられたそうです。
わたしの貼り方は?
新聞紙なんか描く気にもなれないのに!
写実派(リアリスム)は、カメラの発達と共に
価値が下がったような、需要が減ったような、
流行りがすたったような風潮だったと思います。
現代に於いても尚、描き続けている芸術家が。。。
映画「マルメロの陽光」で存在を知ったスペインの
アントニオ・ロペス・ガルシアさん。
その彼とも親交があった磯江さん。
2007年で惜しくも53歳という若さで亡くなりました。
わたしは、近年に亡くなった方の作品を鑑賞するという事は
経験がなかったように思います。
画集を買おうと思ったのですが3990円=■●
仕方なくと言うか、違うカタログを購入してしまいました。
可愛い絵ハガキも買いました。
磯江さんは志半ばでお亡くなりになりましたが
奥様もお子様もいらっしゃるし、彼の意思が受け継がれて行くと
願ってやみません。
惜しい方をなくしました。
遅ればせながら、ご冥福をお祈り申し上げます。