忘れていた過去

「今だから言えるけど」と、お友だち。
「あんたのお母さんが心配をして、
　うちに電話をかけてきたんだよ」
「何日も家に帰らないって言って」

はて？
記憶にございません。
ああ、そうだ、別れたくなくて
ずっと一緒に居たくて泊まったかも。

なんとなく記憶が蘇ってきました。
当時、お付き合いをしていた男性。
細くて、わたしよりも年下。
今から思うと俳優のなんたらさんに似ていました。
名前が思い出せない。。。
漢字を読もうとしないと記憶に残りません。

一文字だけ思いだしてぐぐる。
俳優名鑑を見る。
見れば思い出すのに、助けがないと
どうしても思い出せない名前があります。

あったあった、沢向 要士さんでした。
きっとまた忘れてしまうことでしょう。
目が一重な点と鼻が少し上を向いた感じが
似ているような気がします。

彼はJACSに入るのが目標で地方から出てきて
働いていたのでした。
一度、受験に付き添いで行った事があります。
真田広之さんが来ていて、最後に応募者全員に
握手をしてくれていたようです。
体育館の上部のぐるりで、身体を張った試験を
していたような。
近眼だから見えない。。。

当時のわたしは真田広之と言われても
誰だかわからなかった記憶があります。
千葉真一さんなら知っていたのですが。

当日までわたしと遊んでいたので
合格するわけがありません。

彼との交際が終わった後、時代劇の再放送を
見ていたら、エンド・ロールに彼の名前が。
主人公に池に落とされる悪人の役でした。
一回転してドボンという派手な落ち方。
ああ、合格したのかと思いました。

わたしは彼とずっと一緒にいたくって
バイトをさぼってしまった事があります。
忘れもしない三越。。。
主任さんに油を絞られましたっけ。
でもわたしは全く反省しませんでした。
泣いたフリをしたかもしれません。
これが終われば、彼に会えると
その事ばかりを考えていたかも。

若いっていいなぁ。
今はもう無理ぽ。
後にも先にも、この一件しかないので
彼女たちの過去の男性遍歴の話についていけなかったｗ

新CAMP地オープンのお知らせで
はせ参じたのですが誰もいませんでした。
水着を頂きました。

あれよあれよと言う間に開拓され、
CAMPERたちがやってきました。